借地権どういうもの?


マイホームを購入するとき一戸建てでもマンションでも、一般的には土地と建物が一緒です。マンションの場合でも、建物が建っている土地を戸数で割ったものが持ち分です。そのすべてが資産になり、その資産が固定資産税の対象になります。土地と建物を一緒に購入するため、価格はある程度高くなります。そこで、少しでも価格を安く抑えたいならば、借地権の物件を購入する方法があります。では、借地権とはいったいどういうものなのでしょうか。

借地権とは建物の所有を目的とする地上権または土地の賃借権のことです。その名のとおり建物は自分のものになりますが、土地には別に所有者がいます。当然、土地も所有する物件よりは、安く手に入れることができます。定期借地権の物件を購入したケースでは、一戸建ての場合60%前後、マンションの場合だと80%前後の販売価格と言われています。一戸建てで4,000万円の物件が2,400万円で手に入れることができるので、費用的にはかなり安く抑えられます。土地は自分のものではないので、永久的に自分のものになる訳ではありませんが、資産として残す必要がない場合はかなりお得です。月々の地代は必要になりますが、土地の分の固定資産税は掛かりません。

借地権には大きく分けて、旧借地法による「借地権」、新法と呼ばれる「普通借地権」、「定期借地権」の3つがあります。もともとは大正時代にできた法令で、借りる側にかなり偏った権利がありました。そのため1992年(平成4年)に改正されたものが新法と言われるものです。つぎの章では、その3つの違いについて説明いたします。